会話で稼ぐ接客業

 新宿歌舞伎町といえばホストクラブが点在することで知られていますが、筆者も歌舞伎町で長年ホスト業に携わってきました。ホストクラブは夢を与える仕事ですが、軽い気持ちで従業できる世界ではありません。実際、ホストとして働き始めた人が半年耐えられることは珍しく、8割以上の人がすぐに辞めてしまいます。確かにチャラそうなお兄さんたちがホストを務めていますし、彼らは女性の客と会話するだけでお金を生み出しています。しかし一部のホストしか成功していないことからも分かるように、会話のみで客を満足させることは、大変難しい仕事なのです。では毎日大金を稼いでいる一流のホストは、どのようなスキルを身に付けているのでしょうか。
 ホストは接客業の一種ですから、接客術が上達すれば、給料も鰻上りに増えることになります。そのために新人のホストは研鑽を積むわけですが、最初は先輩の真似をすることから始めます。真似をされるような先輩は月に300万円以上稼いでいる人たちですから、お金を生み出す会話術が長けています。その会話術を新人が盗み取るわけです。筆者もナンバーワンを経験したことがあり、指名も月に100本弱受けていました。しかも長年に渡り、そのレベルを維持することが出来ました。その業績を下支えした会話術、秘密を、ここで授けることにしましょう。
 ホスト業はビジネスである以上、最初から上手に会話できる人は皆無です。仕事は真似て覚えるしかありません。そもそもホストという仕事を選択する人には、色々なタイプがあります。単純に大金を稼ぎたい人もいますし、女好きが高じて就職する人もいます。イケメンの人も多いので、中には俳優やモデルの卵もいますが、一般的な会社員から転職した人もかなりの割合を占めています。

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