定義

まずは、どんなサービス・営業形態のことをホストクラブと定義づけているのか、見てみましょう。

「男性が女性を接待するお店」という大まかなイメージはみなさん持っていると思います。法的には、「飲食店である」という条件も盛り込まれます。男性が女性を接待しながら、「飲食を楽しむ」こともホストクラブたるための要件です。

法的には、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」、通称風適法の第二条で定められる「風俗営業」のうちの一形態です。

風俗営業というと、性的サービスのお店、というイメージ、いわゆる「風俗」を思い浮かべると思いますが、法的にはもっと広い定義を持ちます。パチンコ、スロットやライブハウス、クラブなども含まれます。

ホストクラブは、パチンコやライブハウスで性的サービスを提供しないのと同じように、「接待」をするが「性的サービス」は提供しません。

飲食と接待の提供を行うお店は、「社交飲食店」とされます。読んで字のごとく、接待で社交しつつ、飲み食いを楽しむ店舗となります。

さらに法的に重要なのが、上記した風適法に定める、営業時間の制限です。クラブ、性的サービスのお店、キャバクラ、ホストクラブといった「夜のお店」は、日中は休んで、夜は一晩中営業、というイメージがありませんか?

実は、風適法第13条では、基本的に午前0時から午前6時の風俗営業の実施を禁止しています。

一昔前は、このルールは厳重規制をされておらず、お客さんがいるなら禁止される時間帯も営業する、といった行為は当然のように行われていました。

しかし昨今の取り締まり強化によって、こうした不法行為を気軽に行うことは困難となったため、今ではほとんどのお店がしっかりと遵法(法律を守ること)を心がけています。